四国の現存天守4城 丸亀城(香川県)松山城(愛媛県)宇和島城(愛媛県)高知城(高知県)(まとめ)

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四国の現存天守4城 丸亀城(香川県)松山城(愛媛県)宇和島城(愛媛県)高知城(高知県)(まとめ)

現存天守とは、日本の城の中で、江戸時代以前に建設されて、現代まで保存されている天守(天守閣)のことをいいます。

全国で12城あるため、現存天守12城と呼ばれます。

弘前城(青森県)
松本城(長野県)
丸岡城(福井県)
犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県)
姫路城(兵庫県)
松江城(島根県)
備中松山城(岡山県)
丸亀城(香川県)
松山城(愛媛県)
宇和島城(愛媛県)
高知城(高知県)

四国には、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城と、なんと4城もあるのですよね。
この4つの城は、すべて「山の上」に建てられています。
いわゆる「城山」ですね。
小山登りのついでに、ぜひ、天守にも入ってみましょう!

丸亀城 亀山(香川県丸亀市)標高66m

本丸は江戸時代に建てられた御三階櫓。
標高66mの亀山の上に天守が建てられています。
この天守と、大手一の門、大手二の門が重要文化財に指定されています。
石垣は山麓から山頂まで4重に重ねられており、その高さは60mもあり、総高としては日本一高い石垣です。
(石垣単体では、大阪城の石垣が日本一高いです)
周囲に広い駐車場がありますので、気軽に行けます。

松山城 勝山(愛媛県松山市)標高132m

別名、金亀城、勝山城とも呼ばれる松山城。
岡山県の備中松山城と区別するために、伊予松山城と呼ばれることもあります。
天守は江戸時代後期に再建されたもので、現存天守12城の中では最も新しい天守です。
大天守を含む、21棟の現存建造物が国の重要文化財に指定されています。
もともと40棟の建造物がありましたが、火災で多くが消失しました。
しかしながら、21棟の現存建造物は、京都府の二条城の28棟に次ぐ、2番目の数です。
周囲に専用駐車場がないのですが、ロープウェイ街を歩くと、リフト・ロープウェイ乗り場がありますので、途中まで楽に登ることができます。
本格的に登りたい方は、4つの登山道がありますのぜ、ぜひ、制覇してみてくださいね。

宇和島城 山の名前は不明(愛媛県宇和島市)標高73m

宇和島城は藤堂高虎の手によって築かれた近世城郭です。
山というより、丘陵の上に建てられた城です。
もともとは複合式望楼型の三重天守でしたが、現在の天守は、宇和島伊達家によって建てられたものとなります。
文2年(1662年)から寛文11年(1671年)に、2代目藩主である伊達宗利によって行われた改修の際に、現在の独立式層塔型3重3階に建て替えられています。
登り口は、北の武家長屋門と、南の上り立ち門からの2ヵ所。
武家長屋門側に駐車場があります。

高知城 大高坂山(高知県高知市)標高45m

標高45mの大高坂山に建てられた高知城。
瓦や壁の色が鷹の羽の色と似ていることから、鷹城とも呼ばれています。
慶長6年(1601年)、山内一豊が築城工事を開始し、慶長16年(1611年)に本丸や二の丸が完工。
城全体は慶長16年(1611年)に、二代目藩主の忠義によって完工しています。
火災や震災、全国的な廃城等を乗り越え、又天守と本丸が両方とも現存する、唯一の城となっています。
城の東側に高知公園駐車場があります。
日曜市の通りや、ひろめ市場が近いため、登城した後もいろいろ楽しめます。




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