皿ヶ嶺連峰・東温アルプス縦走ルート 引地山~黒森峠の稜線の山々・峠を一挙まとめてご紹介(まとめ)

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皿ヶ嶺連峰・東温アルプス縦走ルート 引地山~黒森峠の稜線の山々・峠を一挙まとめてご紹介(まとめ)

皿ヶ嶺連峰・東温アルプス縦走ルートのまとめです。
かなり長いので、3~4回に分けないとルート制覇は難しいかもです。

登山口はいくつかあります。

・久万スキーランド奥の登山口
・上林鉄塔横の登山口
・風穴登山口
・上林峠登山口
・井内峠登山口
・白猪の滝登山口
・唐岬の滝登山口
・黒森峠登山口

皿ヶ嶺連峰・東温アルプス縦走ルートは、東端の法師山~石墨分岐~石墨山の眺望が素晴らしいですが、それ以外は残念ながら眺望に恵まれません。
ただ、登山道はよく整備されており、アップダウンも多く、トレッキングを楽しめるルートです。
ぜひ、じっくりと歩いて、ルート制覇してみてくださいね。

引地山

赤柴峠

竜神平 → 皿ヶ嶺

上林峠

陣ヶ森

前々司山 → うなめご(善神ヶ森) 

井内峠

梅ヶ谷山

樽谷山

根無山

白猪峠

白猪山

法師山

石墨分岐 → 石墨山

割石峠山

黒森峠

引地山 ひきちやま 標高1026.75m(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

久万スキーランドの奥にある林道から登ると、すぐに到着するのが引地山。
風穴から登ると1時間程度で到着します。
私はいつも、上林の鉄塔からスタート。
こちらからだと標高差600m、1時間40分ほどかかります。
じっくりと山を楽しみたい方にお薦めです。
皿ヶ嶺連峰・東温アルプス縦走ルートの西端です。

赤柴峠 あかしばとうげ 標高1032m(愛媛県上浮穴郡久万高原町・愛媛県東温市)

上林の鉄塔からスタートして、標高差600m、1時間40分ほど登ると赤柴峠に。
赤柴峠から引地山までは数分程度です。
引地山から縦走して十字峠へ向かい、竜神平や皿ヶ嶺へと続きます。
引地山から十字峠の途中で、少しルートを外れると面白嶽(つらしろだけ:標高1148.8m)にも立ち寄れます。

竜神平 りゅうじんだいら 標高約1150m(愛媛県上浮穴郡久万高原町・愛媛県東温市)

皿ヶ嶺といえば、山頂より竜神平の方が有名ですね。
広大な竜神平湿原の景色を楽しむことができます。
しかしながら、現在は湿原が徐々に減っており、笹原となってきています。
とはいうものの、ここの景色は最高です!
風穴から40~50分程で到着するので気軽に楽しめます。
テーブルや椅子、竜神平小屋もありますので、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

皿ヶ嶺 さらがみね 標高1270.50m(愛媛県上浮穴郡久万高原町・愛媛県東温市)

標高1270.50mでありながら、気軽に登れる皿ヶ嶺。
大きく分けると3つの登山ルートがります。
1つ目は赤柴峠から十字峠を経由するルート。
2つ目は竜神平から十字峠を経由するルート。
3つ目は竜神平から直接登るルートです。
2つ目のルートで登って、3つ目のルートで降りてくるのが一般的でしょうか。
山頂の眺望はあまり楽しめませんが、十字峠から山頂までの景色は良いですよ!

上林峠 かんばやしとうげ 標高1062m(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

松山平野から皿ヶ嶺を眺めていると、東側がぼこっと陥没している場所があります。
この下の場所が上林峠です。
竜神平から縦走できますし、上林トンネルを抜けたあたりからすぐに到着することもできます。
この標高差が凄くて、上林峠から竜神平へ向けて昇るのは、ずっと階段が続くかなりの難所です。
この上林峠から、東に向けて東温アルプス縦走ルートを楽しめます。

陣ヶ森 じんがもり 標高1206.85m(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

電波塔のある陣ヶ森。
上林峠から縦走して登れますが、車道を歩いて登ることもできます。
鉄塔下からは、登山道への入口が本当にわかりにくいので、記事の写真を参考にしてください。
山頂からの眺望はありませんが、車道を少し下ると、素晴らしい景色を眺められます。

前々司山 まえぜんじやま 標高1253m(愛媛県東温市)

陣ヶ森から遅越三角点を超えて前々司山へ。
木々が多いので隙間からの眺望となりますが、縦走感をたっぷりと味わえます。
整備された道が、とても歩きやすいです。

うなめご(善神ヶ森) うなめご(ぜんじんがもり) 標高1284.08m(愛媛県東温市)

前々司山から進むと、井内峠とうなめごへの分岐点があります。
うなめごへの道は、急に悪くなりますので、笹をかき分け進んでいきます。
東温アルプスルートは展望が厳しいのですが、うなめごの山頂手前が開けていてきれいです。
縦走の際には、ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

井内峠 いうちとうげ 標高1088m(愛媛県東温市)

井内峠隧道を抜けた南側に登山口(直瀬方面登山口)があり、ここから井内峠に登ります。
井内峠隧道周辺は、雨天時は土砂崩れが起こる場合がありますので注意が必要です。
井内峠からうなめごへ登る場合は「元気坂」という急坂が待っています。
白猪峠へ縦走する場合は、各山々のピークへ登ったり下りたりが続きます。

梅ヶ谷山 ばいがだにやま 標高1315.76m(愛媛県東温市)

反射板がある梅ヶ谷山。
とにかく登りなのですが、井内峠からの道は歩きやすいですね。
軽い山登りを楽しみたい場合は、井内峠から梅ヶ谷山までのコースがお薦めです。
山頂では木々の隙間から眺望を楽しめます。

樽谷山 たるたにやま 標高1255.07m(愛媛県東温市)

梅ヶ谷山から樽谷山への縦走。
井内峠からは1時間半ほどです。
途中で展望が広がっているところが何ヵ所かあって嬉しいです。
頂上は広場がありますが、展望はあまりありません。

根無山 ねなしやま 標高1241m(愛媛県東温市)

樽谷山から根無山までは20分程度。
笹丈が高くなり、道にせり出してきますので、軽い笹漕ぎを楽しみながら進みます。
根無山の山頂も展望なしです。

白猪峠 しらいとうげ 標高1215m (愛媛県東温市)

根無山から白猪峠までは距離700m程度。
まずは急な下りのあと、杉と笹の中を進んでいきます。
白猪の滝にある白猪登山口から登ると、白猪峠に到着します。
井内峠まで4.6km、石墨山まで2.9km。

白猪山 しらいやま 標高1201.08m (愛媛県東温市)

白猪峠から白猪山山頂までは、近いようで案外遠いです。
白猪山は山というよりピークです。
見えにくい三角点しかありませんので、通り過ぎないように注意しましょう。
私は3往復ぐらいして三角点を見つけることができました。
YAMAPを参考にしましょう!

法師山 ほうしやま 標高1310m (愛媛県東温市)

法師山は、ロープを張ってくれているほど急な坂道を登っていきます。
葉っぱが多く、足が滑りますので注意です。
山頂からは石墨山方面の展望が素晴らしいです。
白猪峠から登ってきた場合、時間的に石墨山へ行くかどうか悩む時間帯になっています。

石墨分岐 いしずみぶんき(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

法師山と石墨山の間にある石墨分岐。
唐岬の滝登山口から、ものすごい急登を経て到着します。
石墨分岐からの景色は、東温アルプスで最高の景色です!
ここを起点として、石墨山と法師山に登るのが良いですね。

石墨山 いしずみさん 標高1455.99m(愛媛県上浮穴郡久万高原町)

東温アルプスの一つのゴールでもある石墨山。
石鎚山を仰ぎ見ることができるパワースポットでもあります。
石墨分岐からの道も、景色がいろいろと変わり楽しめます。
素晴らしい景色を眺めながら食べる、お弁当が美味しい場所です。

割石峠山 わりいしとうげやま 標高1036.71m(愛媛県東温市)

唐岬の滝から登り、山小屋 石望山荘の分岐点から黒森峠側に向かうと、割石峠山があります。
YAMAPの地図では、割石峠は何もない道で、割石峠山の場所に割石峠の標識があります。
峠なのか?山なのか?よくわかりませんが、すぐに登りが続くので、おそらく峠なのでしょうね。
通過点という感じの場所です。

黒森峠 くろもりとうげ 標高985m(愛媛県東温市)

皿ヶ嶺連峰・東温アルプスの東端が黒森峠です。
黒森峠登山口はブロック塀の端になりますので、知っている人でないとわかりにくいですね。
国道494号線の道を挟んで、更に東に登ると割石東山へと続きます。
こちらも登山口はブロック塀の端になります。




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